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日本人への遺言

対談集 日本人への遺言 (朝日文庫)対談集 日本人への遺言 (朝日文庫)
(1999/01)
司馬 遼太郎宮崎 駿

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80年代から90年代にかけての対談集。田中直毅、宮崎駿、大前研一といったバラエティ豊かな人々を相手取り、広くかつ深く議論を展開。バブル形成から崩壊にかけた時期の対談が中心であり、土地問題や自然破壊についての内容が多いように感じた。様々な歴史小説を通じて現代人に多大な影響を与えた知の巨人は、晩年「日本は滅びるね」と話しを結ぶことが多かったという。
筆者の「遺言」に、その後の日本人はどう応えることが出来たのか、これからどう応えていくのか。上司の歴史好きに刺激されて、もう一度しっかり勉強し直したいと思っているのだけれど、司馬遼太郎はやはり外せないと再認識。

・「子どもは大人の父だ」と英国の作家の言葉があるそうですが、要するに子どもの心を持たない大人はつまらない人です。たいていちゃんと仕事をしている人は、皆、子どもの心を持っています。(中略)だから、たとえ顔は干からびても、子どもの心を持っているというのでなければ、その人は信頼できませんね。その人のイマジネーションも信頼できませんが、倫理感も信頼できないということではないでしょうか
・日本人はあまりしゃべらなけれども、キャラクターとして立派な人たちだ、見ていて気持ちがいいというのは一つの魂の輸出になると思うんです

  1. 2008/07/20(日) 03:38:12|
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